前回の続きをダラダラと。
http://wayofstompbox.blogspot.jp/2017/07/blog-post_6.html
エフェクターの自作に慣れてくると、「これを商売に出来ないか!?」という考えが芽生えてきます。
その当時、自作系ブログをやってた方が、小規模な商売を始めたりしていましたね。PASのえんどうさんとか。(2020-01-08追記 PAS=えんどうさんではなく、えんどうさんの基盤をPASさんで取り扱い始めたという言い方が正解のようですね、スミマセン)
実際自分でもいくつかの可能性を追ってみました。
ネット上のビジネスとするのか、実店舗を持つのか。
ヤフオクでの販売もあり得るよね。
保証や返品・修理をどうするのか。
価格設定は?どのようなユーザーに向けて販売するの?
副業だとして時間配分は?まさか本業にはならないよね??
様々なことを考えましたが、
最終的には一つの壁に行き当たり、商いにするのは止めました。
「エフェクターを販売するにあたって、どこまでオリジナルな製品にするのか」
自作系の情報はネット上に数多く存在します。
パーツも通販を利用するとすれば、それなりのコピー品なら作成可能です。
多少の改造や、ブースターとの2in1なんかももちろん出来ます。
が、コピー品に毛が生えた程度のモノを製品として販売することへの違和感。
結局はその1点が最後までひっかかりました。
回路図には著作権は無いよ、という話しもあるでしょうが、
それでもオリジナル設計者・製作者への敬意という観点では、やはりひっかかります。
もしかしたらこの違和感は、Clay Jones氏がJohn Landgraff氏に抱いた感覚と似たようなものなのかもしれません。
DIY村の人間と商売人の考え方のギャップ。
そういう意味合いで某自作系販売サイトって余り好きじゃなかったんですよね、当時から。
ヤフオクで売られているクローン系も、自分で買おうとは思わないです。
買うくらいなら自分で作るし。
その辺をきちんと超えてオリジナルなものを生み出している新興国内エフェクターブランド、本当に凄いなと思います。
One Controlしかり、
Leqtiqueしかり。
自分はD*A*Mでも無ければLandgraffでも無い、
単なるエフェクターバカなんだなと、しみじみ思います。
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